いつかいつかと続編が期待されていたTBSの人気ドラマ
『半沢直樹』の続編が、今年10月から放送されることが明らかになった。
昨年、最終回視聴率42.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)をはじき出し、低視聴率にあえぐTBSを救った『半沢直樹』の続編は、視聴者のみならず、業界からも注目されていた。
筆者は、3月いっぱいで打ち切りとなった
『朝ズバッ!』の後番組の司会に、
夏目三久と明治大学の
齋藤孝教授が決定したと発表された時点で、続編制作も確定だと確信した。TBSの看板アナである
安住紳一郎は「なんで外の人間が?」とブチ切れたらしいが、TBSとしては、なんとしても『半沢直樹』の続編をやらねばならないという、背に腹は代えられない事情があったからだ。
続編を制作するためには、主演の
堺雅人を説得することは不可欠だった。しかし、演技派の堺は、『半沢直樹』のキャラクターが自分に定着するのを嫌っていたともされる。そんな堺の所属事務所は田辺エージェンシー。情報番組の司会に大抜擢された夏目は、同社の田邊昭知社長の一押しタレントだ。夏目の司会起用をバーターに、事務所が堺を説得。続編のオファーを受けたに違いない。
しかし、時期については、昨年同様7月からだと思っていた。これが10月にずれ込んだのには、どうも制作費の問題があったようだ。『半沢直樹』の監督を務めた福澤克雄プロデューサーは、民放では破格の高額制作費を使ってドラマ作りをすることで知られている。『半沢直樹』も、1本あたり4,000万円と破格だった。ところが、『半沢直樹』の後に放送された
木村拓哉主演の
『安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~』は1本8,000万円だといわれている。それほどの莫大な制作費を使って、最終回視聴率は12.6%という惨憺たる数字。そのしわ寄せが『半沢直樹』をはじめ、TBSのドラマ制作現場に来たことが、続編が延びた理由だといわれている。いくら金をかけようが、キムタクに限らず、ジャニーズのタレントで視聴率を取れる時代は終わっていたのだ。
続編の仮タイトルは
『半沢直樹~リベンジ編』。出演者は堺をはじめ、前回のメンバーに加えて、
佐藤浩市、
西田敏行、
野村萬斎、それに
高畑淳子、
真木よう子らが予定されているという。これだけの出演者を並べるには、前回以上の制作費がかかるが、とりあえず制作が決まり、半沢ファンは一安心といったところだろう。さらに続編では、前回『半沢直樹』の舞台になった東京中央銀行のポスターのみで出演した夏目が、女優として本格的に出演するという情報もある。
ビートたけし いわく「半沢は現代の『水戸黄門』だ」とのことだが、スーツを着た黄門様は、再びTBSを救うことができるか? 10月からの続編に注目したい。
(引用元 日刊サイゾー)
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